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「のだめカンタービレ」20巻 二ノ宮知子

最近若干マンガ離れ。何故なら北方謙三の『三国志』に没頭しているからなのだー。
新刊とはいえ発売日からなかなかの時間が経過してますが。のだめ新刊について。

前巻久々の清良と峰君登場にうぉーって喜んだ続きがまだあって更にうひょーっ。(意味不明)やっぱりね、初期の面々が見られるのは正直嬉しいんだな。のだめが自分のピアノのことで悩んでるよりも峰君が語るR☆Sオケの先行き不透明な現状の方に意識がいってしまうのね、ごめんなさい。だってすっごい好きなんだよー、R☆Sオケ発足からの一連のエピソードが。読み返すのはどうしても日本編。のだめはかなりの変態だし千秋はむやみに俺様だし峰君バカかっこいいし真澄ちゃんは乙女だし。おもしろいじゃねーか、ちきしょー。
ま、あれですね、日本編は完成してるから安心して見れるっていうのもあるし舞台が所詮はのん気な日本の音大だし音楽的な話の突っ込み度が現在よりも全然低度。
パリ編はまだ連載中でこの先が確定していないから落ち着いて読めないって気持ちがどこかしらにできてしまうのだろうし想像の余地があるので困るっていうか。登場人物も増えて様々な面々のエピソードも盛り込まれていって話が一本筋でなくなってるから読む側の気持ちがふらつくっていうか、でも話が膨らんで悪いことなんてまとめ方さえきちんとしていれば問題ないわけであって、でもそのまとめ方こそを心配している自分がいるからさー。
いやね、パリ編に入ってからもおもしろいのですよ。登場人物が増えても愛すべきキャラがいっぱいでいい。エピソードが枝分かれになるのも長編になればなるほど当たり前のことなのだし、本線さえ外さなければいいのですよ。
ただね、のだめが「音楽ときちんと向き合っていない」という根源の意味がさっぱりわからんのですよ。これはワタクシがこれまでの人生で音楽的な勉強を一度もしていないことがかなり原因にあると思われるのですが、なにしろさっぱーり意味がわからんのです。基本に忠実に、で合ってるの?いやいや全然違うんだろー。わかんねー。のだめのエキセントリックな演奏がダメだというのはわからんでもないのです。個性と外連は決して違うのもわかります。けど「向き合っていない」ってどーいう意味なのー?教えてエライ人。これってそのうちきちんとわかるんですかね。読者が放置ってことはないっすよね。
千秋はそこらへんのことを肌で感じているからこそ(っていうかそーいう設定だからこそ)今巻でのだめのレッスンに執着してやろうと思ったんでしょうけど、大体のだめ本人がそのへんの意味合いを把握できていないわけだし、しかも恋人が自分が努力するよりもずっとそれ以上に努力していつもかなり先を歩いているのになんともいえない腹立たしさと切なさを抱えてしまうのはどうしようもないって思うし、むしろかなりそれについてはのだめの気持ちがわかるぜ。悲しくなっちゃうよね、なんだか。
うーん、書いてることが混沌。つまりはですね、どーしても思ってしまうのが「は?こいつらこれから上手くやれんのかよ?」ってことです。上手くやっていってほしいな、と思うのが読者の切なる気持ちですが、実際問題は同じようなフィールドに立ってるというのは苦痛も伴うってことなんですよ。若い頃はね、「趣味が同じ人じゃないと話が合わなくてダメさ」なんて思ってたもんですが、それはかなり間違いでした。趣味は違う方がいいんですよ。問題は理解できるかどうか、ってことで。もちろんね、同じ趣味でも全然おっけーですよ。でもそれって揉め事も増えるんだ。お互いの拘りが変にぶつかって。距離がね、各々のテリトリーの距離は必要だなー、とワタクシみたいな人間は思いました。同フィールドで活動してるか別フィールドで活動してるか、それぞれに対処法みたいなのは違ってくるでしょうけど、なんにせよ自分基準を一度捨てないとダメって時があります。その見極めか?
一体なんの話だ。ほら千秋がね、今巻変にのだめのこと構い過ぎって思って。ワタクシが代わりに構われてあげてよ?おっほほほほ。
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「11人いる!」萩尾望都

またもやポーでもなくトーマでもないですが。

巨匠萩尾望都作品をワタクシが読むようになったのはマンガ暦10年以上経ってからです。18、19歳くらいだったでしょうか。もちろん巨匠の名はそれ以前から存じておりました。当然読みたくなかったわけがない。ところが本を買うにも金がない。借りるにもアテがなく。でバイトをするようになってやっと手にすることができるようになったのですが。
最初に買ったのが「トーマの心臓」、毎日のように通った書店に置いてあったから。次に「ポーの一族」を買いその次に買ったのがこの「11人いる!」でした。
巨匠の名を知っていたとは言えホントに名前をただ知ってるという程度で作品も代表作のタイトルだけ知ってるというかなりお粗末な知識しかなかったもんですから、「11人いる!」を読んで「おおー、ポーの人がSF描いてるってのは意外な感じー」って思ったくらいにホント全然どういう作家か知らなかったんですよね。当時は今みたいにネット環境なんかないから気軽に情報を得るっていうのは今より難しかったような気がする。逆にネット慣れしすぎて結構どういうものでも概要とか載ってるから気軽に読んでなんとなく知ってる気になってしまうってのは実際のところ全然わかってないのにわかったと勘違いしてしまうから危険だけど。
「トーマ」「ポー」「11人」という萩尾作品の超メジャー作品を最初に読んだこの選択は合ってたと思う。もし最初に「銀の三角」なんか手にしてた日には二度と萩尾作品は読まなかったかもしれん。「銀の三角」は素晴らしい作品ですが一筋縄で読み進められないというか上級者向けという感じ。

で、「11人いる!」について。
宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生き延びること。1チームは10人。だがそこには11人いた・・・。
いいじゃん別に1人くらい多くてもさ、って思っちゃいけませんよ。んなこと言うと話が始まりません。
受験生で間違いない、と11人全員が主張するのだけどその11人目が嘘をついているわけで、それは一体誰なのかという疑心暗鬼のなかで友情が芽生えたり対立が生じたりするのです。11人目の目的もさっぱりわからないし船に様々なトラブルも発生する。宇宙大学の試験はかなりの難関でチームの誰もが合格したいと思ってるからリタイアはしたくない。11人目を追求することよりも合格のための協調を選びつつトラブルがあるごとに11人目の陰謀なのではないか?という不安もおこる。
短い話ですがおもしろい要素がこれでもかっと凝縮して詰め込まれています。があまりに隙間なくぴっちり詰め込まれているせいで間というのもない。一気に読ませる、つまりは一気に読みすぎて読後感がサラッとし過ぎた初回読後。これは読み手それぞれだと思いますが。でも話そのものがおもしろいのでやっぱり何度も読み返して段々と思ったのがそのサラッとしたところがよかったんじゃないか、と。登場人物たちは受験生なのです。とても真面目に試験に取り組んでいるわけです。人を信じるも疑うもとても真っ直ぐで古臭いタイプだけど若者らしい爽やかさを感じます。青春とは疾走するもの、なわけですから。一気に駆け抜けるってね。うひょー、こういう表現をするワタクシが相当古臭い人間ですわなー。

「百億の昼と千億の夜」萩尾望都

先日買った竹宮惠子の新装版「アンドロメダ・ストーリーズ」は書店で目にして「うおー懐かしい!」と思ったのですが、読むと全然さっぱり全くなーんも記憶にしていないことがわかりまして。間違いなく読んだことはあると思うのですが、たぶん子供だったからただ画を見てただセリフを読んだだけで話そのものは何一つ理解できなかったんでしょうねぇ。
で、ものすっごいおもしろかったんですが読後の第一感想、「おおーこりゃあ『百億の昼と千億の夜』だわ」
はい、ここでもう知識のなさがダダ漏れでごめんなさいです。原作が同じ作家先生だったのですね。光瀬龍、ワタクシSF小説とかかなり守備範囲外でございまして申し訳ないことにひとつも読んだことがありません。しかし「百億の昼と千億の夜」がとにかくすっごいもんだっていうのは巨匠萩尾望都によるマンガでよく知っています。
萩尾望都ならポーとかトーマとかが真っ先に出てくるものかもしれないですがね。それはまた次の機会に。

ストーリーの紹介なんて野暮なマネはしないですぜ。っていうかできない。複雑すぎて。
それでもせっかくこれをチョイスしたのだからちょいとピシッとしたことを書きたいなと思い、推敲というかどうにも巧く書けなくてウンウン悶えまくったんですけどもういいです、諦めます。所詮ワタクシ凡人でございますから。

これを読むといつもアタマの中がぐるぐるします。読み進めるにつれてぐるぐるぐるぐる。読み終えるともっとぐるぐるぐるぐる。

「ビッグバン」なんて言葉くらい聞いたことはありますよ。けど宇宙の始まりを科学的にかつ簡潔に説明してもらってもどこかピンとこないもんね。何も無いところに何故突然何かが発生したのか。ここでどうしても一般人は神様的な超越した力を感じざるを得ないってもんじゃないですか?そんなことない?
宇宙が有限なのか無限なのか、世界中のえらい人たちがものすごい研究していらっしゃるのだろうけど、これが正解ピンポーンっていう答えは結局まだないのよね。「宇宙は無限の広がりを持つ球のようなもの」だと言うなら、ではその外側は?っていうところを考えてしまわないでしょうか。で、所詮今の人間が認識できるだけの次元では解決しない話らしいのですが、未知の次元って一体どういうことなんでしょうね。やっぱりどこか超越したなにかを感じてしまうってもんです。
「認識というのは意識の情報処理の一つの結果にすぎない」というセリフが出てくるんですけどね、次元が変わればあらゆる事象の見え方も変わるのでしょうか。なんていうかさ、人間なんて所詮は小さきものなんじゃねーの、って思うんだな。あーもうアタマがぐるぐるします。

ワタクシは学がありませんので難しいことはよくわかりませんし知りませんが「万物の根源を司るものがあるとしたら、それが神様ってもんなのかもしれん」となんとなくぼんやりと思っています。もうなんだかよくわかんないんだからそりゃ神様がいるってことにしとけばええやん、くらいな感覚なんですけどね。

神様がね、まあホントにいるとして、これの中に出てくるみたいなのだったらイヤだな。イエスなんてえらそーな中間管理職のおっさんみたいだし。
弥勒といえば半跏思惟像が真っ先に思い浮かびあのなんともたおやかで気高い姿に癒されるような気持ちにすらなりますが、ここでは善の神という名の下に暗躍する破滅への黒幕のひとりだったりするからなかなか衝撃的です。っていうか怖い。

ここまで書いて、やっぱりアタマがぐるぐるします。もうなんだかぐるぐる。不可知ってなんとなくやっぱり怖いけど、晩ごはんの献立にアタマを悩ませる現実問題の方が優先。

「最遊記」峰倉かずや

数年前にワタクシの相方がこう訊いてきた。「マンガの『最遊記』って知ってる?」
さいゆうき、サイユウキ・・・ワタクシがまず思い浮かべたのはマチャアキ悟空と夏目雅子三蔵。でもそれは昔のTVドラマ。「サイユウキってあの西遊記?」と逆に訊き。某巨大掲示板でマンガの話題をなんとなく閲覧していたらしい相方が「最も遊ぶ記で『最遊記』だってさ。なんか書き込みいっぱいあるから売れてるんじゃね?」結局その話はそれ以上には発展せず終わり。
で、つい最近スカパーでアニメ版の「最遊記RELOAD GUNLOCK」の一体何話だかわかんないけどヒマだったのでなんとなく見たのです。それまでずっとスルーしてたんだけど数年前にした上記の話を思い出したもので。

一応西遊記をベースにしてることはわかりました。だがそんなことはどーでもよくて。これはなんですかね?萌えろと云わんばかりのキャラクターじゃないっすか。

相方「結構おもしろかったよな」
ワタクシ「だね。萌えろって感じだね」
相方「いや、萌えとかはよくわからんけど・・・」

改めて調べてみたらそこそこの巻数が出てるのでやはり躊躇したのですが、ちょうど購買欲の波が押し寄せてきたのでビッグウェーブよろしくザッパーンって感じでまとめ買い。さすがに続きの「RELOAD」まで買う勇気はなかったけれど。

思ったより萌えなかったですけどね。なかなかに青臭い男の友情ってヤツも時には悪くない。仲良くケンカしつつも奇妙なチームワークの良さで同じ釜の飯を食う、みたいな感じの三蔵ご一行です。
っていうか普段こういうマンガは全然読まない超少女マンガ派のワタクシがすんなり受け入れられるあたりこれは少女マンガなのだろうと思うのですが、ネット上での世間様の話を見る限り間違いではないような。
画的にもかなり女子向けだと思います。若い女子はかなりはまれるでしょう。純粋に少女マンガのノリで「きゃーっ三蔵素敵!」とかっていうのは絶対ありありでしょう。カップリングも絶対するね。ワタクシはBLとかやおいとかの発想があんまりないですが。

「RELOAD」と「外伝」読んだらまた書きます。

購買欲

急激にマンガ購買欲に取り憑かれました。
日頃なんだか小難しいビジネス書とかばかり手にしているワタクシの相方も「うおーっなんかマンガ買いてーっ」などと騒ぎ(ストレスのせいだな)近所のそこそこの規模の書店へれっつらごー。帰宅後すぐネット書店も漁り。ええそりゃもう久々の大人買いってヤツです。

以下ワタクシの購入本。

「最遊記」1~9巻 峰倉かずや
「蝉時雨のやむ頃」吉田秋生
新装版「アンドロメダ・ストーリーズ」1~2巻 竹宮惠子


以下相方の購入本。

「EDEN」17巻 遠藤浩輝
「湘南爆走族」完全版9~11巻 吉田聡
「SLAM DUNK」完全版1~2巻 井上雄彦
「竹光侍」1~3巻 松本大洋


たまにこーいうことしてまうから普段からチョコチョコ買っとかないといかんわけです。
相方は特に全く計画性がないため恐ろしい結果になりがちです。やたらと巻数の多いもんに今更手を出してこの先一体どうしようというのか。
いらっしゃいませ。

ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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