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卒業

先日、上の娘の卒業式だった。
早いものだ。
背丈はずいぶん前にワタシを越してしまい、体だけは一人前になりつつある。

卒業生たちは親御さんと相談したか自身の意向なのかはわからぬがめいめい一張羅に身を包んでいた。
うちの娘も本人の意向どおりにコーディネイトしたのだが、全体にも細かい点にも娘のこだわりがあるらしく、知らぬ間にルックスが気になるような年頃になっていたものだ、としみじみとしたりした。

当日は寒波の影響で大変寒かった。式は学校の体育館で行われたのだが、体育館というのはそれはそれは底冷えが酷いもので、防寒準備はそれなりにしていたつもりだったが足がしびれてくるほどに冷え込んだ。
式も終盤になると参列する保護者のそこかしこ感涙する姿が見られるようになったのだが、ワタシはわが子のことといえどこういった場面で涙するタイプでは全くない。しかし涙することはなくとも無事晴れの日を娘が迎えられたことは嬉しい。だからニコニコしていればそれでいいと思う。個人の感受性はそれぞれに違うのだ。

感涙する保護者の方々も式の終了時卒業生が退場する場面になると途端にデジタルカメラやビデオカメラの撮影に勤しむ。司会の先生の「拍手でお送りください」というアナウンスがあっても、多くが撮影に必死になる。記念に残そうと思っての行動だとは思う。しかしワタシはそこが甚だ疑問だ。満場の拍手で送り出してやることの方が卒業生への餞だとワタシは思う。
娘にはあらかじめ言っておいた。「しっかり式を見たいから撮影はしないけどいいよね?」
在校生と教職員の方々は盛大に拍手を送っていたが、保護者席からはワタシと同様の思いであろうの方々のまばらな拍手が送られるばかりだった。撮影よりも大事な瞬間があるのでないか、と思ったりもしたが、しかしそれもまた個人の裁量である。


近日テレビでたびたび放送された被災地の卒業式の光景はとても胸が痛んだ。不条理にも突如襲った苦境と困難の中で若者は健気に未来を見つめ立ち向かおうと決意の言葉を口にしていた。「頑張れ!」という安直な言葉はそういった若者たちへの実質的な手助けには少しもならないだろうがワタシにはなんらそれ以上の言葉が思いつかない。
どういった状況にいる若者たちにも幸あれ、と願わずにいられない。



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いらっしゃいませ。

ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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