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ジャックと豆の木


下の娘は少しずつ自分で絵本を読む事ができるようになってきたものの、「お休み前の読み聞かせ」は毎晩ではなくなったもののまだまだ頻繁に要求してくる。幼稚園の図書室から娘が自分で選んで借りて帰ってくることが定期的にあるので、それをリクエストされることも多い。

先日借りてきたものは「ジャックと豆の木」だった。
ワタシの記憶は、なんか天まで伸びる豆の木にジャックが登って行った、鬼的なものが追いかけてきたから豆の木切り倒した、というなんとも中抜けなものしかなかった。

で、読み聞かせたわけであるが。

読み終えたワタシの第一声は、ホントに思わず口からこぼれ出たのだが、
「なんだこりゃ、強盗やんか」
だった。


鬼的なもの=人食い大男の住まいにのこのこと来てしまったジャックは大男が持っていたお宝をまんまと持ち帰る。ジャックは母親とふたりきりで貧しい暮らしを送っていて、お宝目当てに再び天まで伸びる豆の木に登り大男の住まいに侵入しお宝を持ち帰る。三度目の侵入は大男についに発見され追いかけられるのだが、豆の木をつたって先に下界に降りる事ができたジャックが木を切り倒したことで大男は足場を失い転落し死亡。ジャックと母親は大男から奪ったお宝のおかげで貧しい暮らしを脱した、というオチ。


人食い大男がとんでもなく人間界を荒らしまわっていた描写でもあれば、成敗、ってノリで済む話なのかもしれないが、そういった描写は特にない。大男が悪の存在だとしてもジャックに直接被害があった描写もない。
母子ふたりきりの暮らしが相当貧しかったことは同情に値するとしても、だからといって大男からお宝を一度ならず三度奪ってくるというのはもはや強盗なわけだ。大男が悪の存在だから全然オッケー、ということなのだろうがどうにも腑に落ちない。
果てには殺人とはいわないが傷害致死、といったオチなのである。一体こりゃなんだ。

下の娘は「貧乏だったんだからしょうがないやん」と同情的な感想を述べたのだが、上の娘は「昔話にそんなツッコミしなや」と笑っていた。


いやホントに民話ってのはどうにも理解しがたいものも多く、そこがまた面白いものなのかもしれないが。




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いらっしゃいませ。

ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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