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ファンの愛ゆえに

人気連続ドラマが最終回を迎えてのちに後日談の特別編が制作されて評判上々なんてことはしばしばあるし、小説がシリーズ化してお馴染みの登場人物の性格や私生活の描写が掘り下げられていったりするあたりにファンが喜んだりするのも多いだろう。

好きな小説や映画、ドラマやマンガの登場人物たちの本編には描かれていない日常や本編終了後の生活を想像することはないですか?
ワタシははっきりきっぱり言って、幼い頃からむちゃくちゃありました。今もそーいうのものすっごい想像というよりは妄想する性質です。

こういうのは女性に多いのかしら?
いやぁ、きっと男性にもいっぱいいるわな、きっと。

で転じて、もしも~だったら?的な妄想も繰り広げませんか?
例えば不幸な立場に陥らざるをえなかった登場人物がもしも転機に別の選択をしていたらきっと結末はこう変わったに違いない、みたいな、そんな想像というより妄想。

その作品が好きすぎて作者の思惑以上のことを想像というより妄想してしまうのがファンの愛といいましょうか。インターネットの世界は凄まじいほどにお素人の妄想が氾濫していて、みんな結局”そーいうの”が好きなんだなぁ、ともはや感心させられる。


おせいさんこと田辺聖子氏の『私本・源氏物語』『春のめざめは紫の巻』は、氏の源氏物語への愛が生み出したであろうパロディ小説である。
ワタシが女子高生だった頃に偶然書店で見かけて入手して以来何度も読み直し現在も年に一度は目を通したくなる作品だ。

絶世の美男子である光源氏の原典には決して描かれることがないごくごく私的な側面を、おせいさんが想像というよりは現代風に妄想して描いていて、光源氏と関わりのあった女人らも、原典の儚くも美しい様とはきっぱりと一線を画し、しっかりと意思を持って恋路に立ち向かう姿が面白おかしく描写されている。

いつ読んでも愉快な気持ちになる。さあ明日も頑張りまひょか、という気持ちになる。そしてなにか美味しいものを食べたくなる。また、気取らず飾らずの中年っていうのもそれ相応の色気があって楽しいでっせ、と励まされるようだ。


源氏物語についてはこちらでもお話しているのでよろしければご参考に。




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ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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