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久々の図書館

ものすごく久しぶりに図書館へ足を運んだ。


現在敢行中のうちのマンションの改修工事の作業都合で本日は梅雨の終盤に見せる否応ない夏空で気温がぐんぐん上がる最中、家中の窓をすべて閉ざさなければならない、かつ一時エアコンも稼動させられない都合で、はっきり言って軽く熱中症で死ねる環境が生まれる状況だったのだが、それを甘んじて受け入れるわけには当然ながらいかない故、思いついたのは「そうだ、公的施設に逃げよう!」だった。
また、足場から笑顔で「すいませんねー、作業中ご迷惑おかけしますー」と満面の笑顔で作業員のご年配のおじ様に微笑みかけられたならば、正義は現場にあり、ってもんでこのクソ暑い中作業に勤しむ彼らの姿はワタシからすれば溢れんばかりの尊敬に値し、ああ作業のお邪魔にならぬよう日暮れまでワタシはいずれかに撤退しておこうぞ、な気持ちにさせられた。

ワタシの住まうは関西電力管区内である。
節電が声高らかに叫ばれる地域である。
できることは協力すること吝かでないが、健康を損なうような事態に陥るのも御免こうむる。
近畿一円公的施設は節電避難民で溢れることが容易に想像できる今夏なのだ。
ま、そんなこんなで真昼間避暑のため下の娘を連れ立って、ホント久々に近くの図書館へ足を運ぶことにしたのだった。(えー、大変前置きが長いのは一種ワタシのリハビリみたいなものに思っていただければありがたく。)


「図書館を自分の本棚と思えば良い」と、自宅にむやみに本類を増やさないテクニックとして挙げられていたのを目にしたことがあった。久々に訪れた図書館の居並ぶ書棚はなるほどその様相に理想的ではある。しかし本読みの趣向はオールラウンドから偏愛から様々で、つまりはどれだけの数が整然と並んでいようとも、己好みの羅列でない限りそれはただの集合体でしかないのだ。このあたりの心境というか感情というかそういうもののケリのつけ方はやはり千差万別であろうと思うのだが。

本類への所有欲はワタシの最たるもののひとつであったが、いまやそれも自粛というか減退というか、の一途にある。かつての自分にアリエナスな「本を読み始めたら寝落ち」のもはや疾患なのか?みたいなものを抱えたとなると、読書欲を持つ権利が無い、という結論。故に書店も図書館も自粛していた。本は読んでなんぼのものなのだ。


久々に図書館を訪れたワタシを迎えるは快適な空調と整然と本が並ぶ書棚。ああ素晴らしい。素晴らしい空間だ。けれども自分のリミッターを外してはならぬ。読めなければ本への冒涜・・・なぞ中二病チックなことを思っている傍から、娘はどんどん目に付いた絵本を取っていく。

目から鱗が落ちる思いとは。
読むも読まぬもすべて縁。
けれど直感を疑うな、的な衝撃をまさか下の娘からもたらされ様とは。

あー、勝手なアテレコ的なもんなんですけどね。
でもなんかきっちり「楽しんで」本を読むってことを長くしていなかった感じなんで、そんな感覚に陥ったというか。


とりあえず自分好みのラインナップでなくとも整然と並ぶ本と書棚は美しいと思う。
きちんと本というより文章そのものを読むことができないのではないかと危惧して購入を見送っていた本も多く並んでいて、再会を嬉しく思った。
そして短編集ながら久々に本を一冊読みきることができたことに小躍りしたい気分である。




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いらっしゃいませ。

ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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