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本屋

もの凄く本屋が好きなのです。
もっと若くてもっと色気づいていた頃には服屋も靴屋も化粧品屋も好きでした。一番好きだったのは呑み屋だったけど。

「装う」ことが自分の日常の作業に不必要に感じるようになってしまってからは服屋等に足が向かなくなってしまったのは一応女としてどうかと疑問を持っている部分もあるし、逆に余分なものを削ぎ落としたようなさっぱりした部分もあります。
呑み屋は今でもかなり好きなのだけど、食べさせなければいけない家人を抱えているので、淋しいけれど全く行くことができません。でも家でも呑むことはできるしって思ってるあたり、たんなる酒好きなのでしょうが。


本屋はワタクシのいつもどんな時代も殿堂入りクラスの最も大好きな場所です。多分一生そうなんだろうと思うのです。ネット書店というのはとても便利なもので数え切れないほど利用していますが、現実の本屋には絶対敵わないのです。こう、本がズラーッと並んでいる強烈なまでの圧倒感。あれがたまりません。
テレビでアマゾンの倉庫を見たことがあります。そこはとんでもない広さで本が夢のようにズラズラーッと並べられていました。あそこから自分の家のパソコンから注文した本がやってくるんだな、と思ってはみたけれど、それは自分の目の前にあるものではないのでなんとなくつまらない気分になってしまいました。本は実際に自分の手で取ってワタクシの本棚に連れて帰りたい。どんな高価な服や鞄より、本がワタクシには価値あるものなのです。服屋等に熱心に通ったようなもっと若くて色気づいていた頃でさえ、ワタクシは本の方が扱いや整理に熱心で注意深かったのです。

人が一生に読める本の数なんて、どれだけ努力しても高が知れていると思います。好きだからより多くを手にして読みたいと願っても本を読むだけで生きていけるわけではないですから、大抵の一般人はやはり一日のかなり多くの時間を各々の決まった作業のために費やすしかないのです。だから休日丸一日好きなだけ本に没頭できるとしたら、それは最高級の贅沢だと言えるでしょう。
更に、本好きならばより多くを自分の手元に置きたいという欲望があるのではないでしょうか。それは住環境のそして生活環境との兼ね合いがかなり厳しくあるところでありましょう。ワタクシもやはりできるだけ多くの本を手元に置きたいのです。しかし際限なく置けるわけではないし、第一際限なく買えるわけではありません。

自分の本棚を見て満足します。これだけのものと自分は出会った。それは良い出会いだった。そして今後も末永くおつき合いくださるよう宜しくお願い申し上げます、という気持ちです。でもまだまだ出会っていない本がワタクシを待ってくれているに違いない、と期待して本屋に足を運ぶのです。そして本屋にはやはりまだ出会う機会があるかもしれない本が山のように姿勢正しく並んでいます。興奮します。こんなにも多くの本がワタクシに選ばれる時を待っている、と。

実際は「えへへ、良かったらウチの子になってくれませんか?」なんて思いつつ、財布の中身を見て落胆して「すみません・・・ご縁がありましたらまた・・・。でも、でも、ホントにあなたとは末永く佳いおつき合いができるかと思ったんだからね!」ということがしばしば。ウチはそんな裕福ではないですから。本ではメシは食えないのだ。うう、淋しい。

でも本屋にいる時はどんな本も自分のものだ!と錯覚してしまえるから好き。

これって女性が高級宝飾店なんかで「眺めているだけで幸せ」っていうのと同じなんでしょうね。



(マンガの話でないようでマンガの話も含んでしているつもり。この話まだ続きます。)

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ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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