スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

立ち読み

近年、選ぶマンガも選ぶ小説も恋愛モノではないものが多くなりました。恋愛要素を含んでいるものもありますが根本的にそれが主題ではないものとか全く別の類であるもの。男だ女だ、愛だ恋だ、とかいう色が強いものには胸焼けを覚えてしまうような感じで、とはいえ人生を重々しく語られてもその重みに耐えかねるような心地で。
時代小説なら重々しい人生の語りでも今とは違う世界のものであるからそこに現実感があまりないので、もはやファンタジーにすら感じたりできるし「歴史の浪漫を感じる」なぞ言えたりもして。ミステリーだったら謎解きにハラハラしていればいいのだし。
マンガは日記風のものを多く手にするようになってしまい、劇的に描かれがちなストーリーものは意識的に避けるようになってしまって。マンガは特にゆるーい方向へどんどん流れていったワタクシ。

一体自分はこれからなにを読めば楽しめるのか、と途方に暮れたような気持ちになってしまうこともしばしばあって、小説ならば図書館からそれまで読んだことがなかった小説家のものを試しに借りてみて様子を見るというのが出来るのですが、マンガはマンガ喫茶なんかに行けば試し読みも出来るのだろうけれど、そういう機会がまるで持てないものだから、どういう風に出会いを探せばよいのかさっぱり。インターネット上の評判を読んだりもしますが、あまり他人様の意見は当てにならないといったところか、決心してえいや!と買ってみたものの、それなりに面白くはあったけどそれ以上でもそれ以下でもないというものが多く。

ワタクシは立ち読みというのが昔からどうも苦手です。立ち読みで吟味検討する方も多くいらっしゃるのでしょうが、ワタクシはどうにも苦手なのです。立ったまま読むという体勢の問題ではないと思います。自宅でワタクシは立ったまま読書することが多いのです。(雑事の合間にも読む、というのは以前にも申し上げているかと思います。)
思うのは、その本を誰かがその人の本棚に持ち帰るかもしれぬのだから、むやみに触るのは本にもその人にも失礼なような気がする、といったところです。本屋で見かける買うわけではないのにぞんざいに本を扱う人を、ワタクシはほとんど軽蔑すると言ってもよいくらいです。図書館の本も扱いにはワタクシなりに注意していますが、状態が悪いものが多いのは嘆かわしいですね。

あら、話がそれてしまった。
本は勘で選びたい、しかもできるだけ当たりを選びたい、と言うわがままにすぎないのですが、恋愛に似てると思ったのです。「お友達から始めましょう」なんて言うのがワタクシ昔から好きでなくて、実際はお友達程度のつきあいから様子を見るのは結構なことだと思いますが、わざわざ宣言するのが違うっていうか。ワタクシにとっては立ち読みは「お友達から始めましょう」的な感じなのです。

でもマンガは立ち読みできないようにビニール掛けしてる本屋が大半ですよね。だから冒険を試みるか一歩が踏み出せなくてご縁がないままかのどちらかです。すでに佳きおつきあいをしてる気に入りのマンガ家の新作を追いかけることは容易いですが、まだおつきあいをしたことがないマンガ家の作品はなかなか新しい出会いができません。雑誌を読んでみればよいのでは?と思われるでしょうが、雑誌というものはワタクシの本棚に迎え入れるような類のものでない手軽さと、じきにゴミ扱いになってしまうもの悲しさが苦手なのでして。

自分の本棚に気に入りの本を整然と並べているのは愛おしくなるほどですが、その状態に変化が全くないというのは物足りない。「愛さえあれば金はなくてもいい」というのはなんとも美しすぎる綺麗事で、「愛もほしいけど金がなくては腹が減る」といったところです。でも「愛はいらないけれど金はほしい」は大変淋しすぎる。ベストセラーばかりをしっかり押さえて流行りに乗り遅れないようにするだけの本の読み方はしたくない。

他人様にはかなりどうでもいいワタクシの主義ですね。

(やっとマンガの話が出てきた。だからなによ?みたいなどうでもいい話がまだ続きます。)
スポンサーサイト

Comment

みやこ | URL | 2008.09.11 20:10
「うん!うん!」と頷きながら読んでしまいました(笑
はい、も~その通り。まったくの同感なのです、これが!
図書館はあまり利用できてなくって、立ち読みもあんまり。それで、やっぱり本屋が好きでたまらないっ!で、やっぱりお財布と相談して手に持った本を棚に返す事もしばしば(笑
たしかに本に対する態度は、恋愛にも似たものかもしれません~。なんとも目からウロコな意見でした。
ワタシは、本が好きでたまらないのに大事にしないのです!読みながらベッドで寝ちゃって、起きたらシワシワなのです。で、再起不能にもしちゃって読めなくなったりもするんです。でもでも本は好きなんです。
・・・なんだかアカン感じですね。アチャー(笑
ツモ | URL | 2008.09.12 17:41
みやこさま

寝床という超プライベート空間に持ち込むというのは、すでにその本への愛がある証拠ですよ。
「あなたとはこれっきりよ、フン!」みたいな本ならば、読みつつまどろむという無防備な状態にはなれませんもの。
その結果のシワシワならば「もー愛しすぎてごめんなさい」ということで。
うはは、なんだかエッチな感じ(笑)


Comment Form
公開設定

いらっしゃいませ。

ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

カテゴリー
最近の記事
月別アーカイブ
06  05  03  02  01  12  11  10  09  08  07  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02 
最近のコメント
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
本・雑誌
1303位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
746位
アクセスランキングを見る>>
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。