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姫川亜弓について考える

姫川亜弓は国際的にも有名な映画監督を父に、有名人気女優を母に持つ。
しかし画的に見る亜弓の生活は一流芸能関係者のそれを遥かに越える上流階級っぷりだ。メイドさんが何人も家の中で働いていたり外出は運転手付だったりのスーパースペシャルゴージャスなお嬢様、それが姫川亜弓なのだ。

映画監督ってそんなに儲かるもんか?カンヌ国際映画祭にノミネートされるような作品を作ってるそうだけど、パルムドール候補ってこと?そのへんの詳しいことは描かれていないのでよくわからないけれど、たんなる商業映画でなくて芸術的大作を撮るような映画監督のようだ。さしずめ「世界の黒澤」のような著名な映画監督なんだろう。でもそんな馬鹿儲けする仕事だと思えない。興行成績はもちろん大事だろうけど、作品が娯楽志向でなく芸術志向なら、尚更儲けと作品完成度のバランスはとりにくいものだもの。
人気女優だってたかが知れてないか?いやそりゃもちろん結構なギャラなんだろうけれど、でも貴族のような暮らしができるほどには稼げないと思う。
ハリウッドのトップクラスともなればそーいうものかもしれないけれど。なんかハリウッドのトップクラスって桁違いの暮らしみたいだもんね。亜弓の暮らしぶりはそーいう雰囲気にも似てて、もしかしたら父親か母親のどちらかがそういう日本のかつての貴族階級の家の流れをくんだりする名家出身とかなのかもしれない。嗚呼そうか、姫川亜弓はまさにハリウッドセレブの申し子みたいなものだと理解すればいいかもしれない。
このあたりは憶測の域を超えない。とにかく父は有名映画監督、母は人気女優という説明しかされていないので。とにかくマヤとは対照的な、なに不自由ない生い立ちなのだ。しかしなに不自由ない暮らしの中でも亜弓の自尊心を傷つける出来事は存在する。

亜弓は幼い頃から次第に「有名な両親の子」としてしか自分が第三者から見られていないコンプレックスを抱くようになる。
ワタシはごくごく庶民の生まれで、親を筆頭に先祖代々極々庶民という平凡の極み、何者でもない只人であるから、親の七光りの恩恵にあずかれるという心強いまでの後見がある環境を羨ましく感じないでもないのだが、努力の結果も親の威光のおかげのように人に受け取られてしまうなら、正当に評価されない虚しさに性格がひん曲がってしまうかもしれない。
しかし亜弓はそんな状況に屈したりは決してしないほどに、清く正しく美しくそして強い心根の持ち主の少女だったので、あらゆることに尋常ではない努力を積み重ね、親の七光りなどではない、自身の実力を周囲の人々に知らしめるようになる。血の滲むような努力の跡をひけらかしたりすることがない上品なお嬢様である亜弓だから、人は亜弓のやる事なす事の結果を見て「天才」と賞賛するようになるけれど、亜弓はそう思っていないことが独白でわかる。


「演技の天才少女姫川亜弓・・・わたしは努力して、ひとのいう”天才”になっていたにすぎないわ・・・!
ほんとうの天才は・・・北島マヤ、あの子!」


亜弓は初対面の時からマヤの演技の才能を察知し評価していた。
しかし作品初期、亜弓がマヤをいじめたりする事は決してなかったけれど、どうにも上から目線でマヤを見ることが多くて、ちょっぴり意地悪な言葉を投げたりしてあまり印象がよくなかったのは、亜弓がまさに「努力の人」だったからだと考える。


(続きます。)
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ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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