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ミステリィ小説とワタシ その1

テレビドラマを若い頃からあまり見なかったので、海風荒々しい崖で刑事でもない素人探偵の主人公が不幸な過去を持っていたりする犯人に切々と犯行のトリックを告白させたりする二時間ドラマなんか、トレンディードラマよりも尚更見なかった。

ところがワタシの相方は二時間ドラマ(火曜サスペンス劇場とかね)好きだった。ワンパターンとはわかっていても、シリーズもののお約束が好きらしい。小京都ミステリーシリーズ、十津川警部シリーズ、水谷豊の浅見光彦シリーズなどなど、相当数のシリーズもの二時間ドラマを見るはめになってしまったけれど、確かにシリーズ化されているドラマはみな多くが有名ミステリィ小説作家のものが原作で、ワンパターンなれどそれなりの面白さがあった。

ドラマ化すると原作よりもクオリティが落ちるという印象が強くワタシの観念にあって(実際そうじゃない?)、っていうことは二時間ドラマでもそこそこ面白く感じたならば原作はもっと面白いんかな?と思うのは自然である。しかしどうにもミステリィ小説というのは若者が読むようなジャンルではないような固定観念がワタシにはあった。だからドラマの原作を読んでみることは決してなかった。

ふと思い出すに、小学校の図書室で借りて夢中で読んだシリーズがあった。それは女子高生くらいの女の子が素人探偵となり事件を鮮やかに解決する、海外の少年少女向けミステリィ小説シリーズだった。タイトルとかさっぱり覚えていないけれど、もう夢中になって読んだと思う。ミステリィ小説にはそういった中毒性みたいなものがあるのかもしれん、と思ったりもした。が、しかしワタシがその後にミステリィ小説を読むことはやっぱりあまりなかった。

幼き頃から本屋さん大好きなワタシだが、フロアすべてをくまなく巡回するわけではない。自分の好きな分野あたりしかやっぱり巡回しない。だからミステリィ小説と縁のなかったワタシには、相方の読んでいる小説に見覚えがなかった。結構夢中になって読んでいたので聞いてみると面白い推理小説だという。読んでいたのは京極夏彦の『絡新婦の理 』だったと思う。ちょうど手持ち無沙汰だったワタシは気まぐれにもじゃあ読んでみるかとシリーズ1作目『姑獲鳥の夏 』を読み始めた。(またもやきっかけが相方というのがなんだか自分に対してむかつくところである)それから刊行されていた「京極堂シリーズ」を一気に読んだ。確かに面白かった。事件云々ももちろんなのだけれど、登場人物が様々にとても魅力的だったのだ。っていうか、そうじゃなかったら読めなかったと思う。

事件のトリックや真相は確かに興味深い。でもそれはワタシにとってはキャラクタの面白さや思わず笑ってしまったり感心して呻らされたりする会話の面白さとかの比ではなかったりする。ワタシはつくづくミステリィ小説には向いていないのではないかと思った。正統派のミステリィ小説読者はどこに重きを置いて読むのだろう。キャラクタに重きを置いてしまうことはやはりいけないことなのだろうか。


(続きます)
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ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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