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おやすみ前には

みっちり内容の詰ったマンガはもちろん面白いのだけど、ちょいと息抜きに、とかおやすみ前にちょいと、とかにはあまり読みたいものではない。4コマ系とかエッセイマンガとかがゆるくていい感じだ。(エッセイマンガ、一般にはコミックエッセイとか言われるらしいけど、コミックという言葉が何故かあまり好きでないので、エッセイマンガと勝手にワタシが称しております)


森下裕美の『ここだけのふたり!!』は基本はほのぼのファミリーものではあると思う。
中心人物は高校教師の夫と、その元教え子である妻。彼らと彼らの親族や近所の人々、夫の勤務校の生徒たちなど繰り広げる日常が描かれているのだが、その毒気がとても面白い。皆それぞれに奇妙だったりマニアックだったり不条理的だったりする極めて個性的なキャラクタ揃いである。
そしてなんだかんだと皆仲がいい。
たきえという、妻と一番仲がいい奥さんが食欲がなくて具合があまりよくなさそうなのをたきえの夫は心配して炊事を引き受けようとするのだけど、たきえはそれを断り「妻のところに行ってもいいか電話して」と夫に頼む。妻の頼もしいばかりの食べっぷりにつられて一気に食欲がわき、もりもりごはんを食べるたきえだった、という「たきえの薬」というエピソードがものすごく好きだ。ふたりはホントに仲がいいんだな、とほんわかとさせられる。
毒気とほのぼの(またはほんわか)の間から生まれる笑いが大笑いだったりニコニコだったりする。面白い。


寺島令子の『うどんランド』もほのぼのファミリーものである。
妻のはるよと夫の武司さんの家庭生活と、はるよと奥さん友達の高橋さんと田中さんとが日々繰り広げる井戸端会議が描かれている。関西色が結構濃くてベタである。吉本新喜劇でお約束のそれぞれの持ちネタを見た安心感のようなもの、それがいい。大きな心配事を抱えるでもなく、のんびりと日々を暮すはるよたちはのびのびしている。和む。

同じく寺島センセの『愛の若草山物語』は30歳目前の独身貴族である静香と大学生の妹とお父さんお母さんとの4人家族の暮らしを、これまた関西色濃くベタに描いている。
静香ははまりやすくのめりこみやすいオタクっぽさがあり、恋なんかよりも趣味に走るばかり。それなりの年数の会社員生活のせいかオヤジっぽさまで加わって、ワタシはそこに妙に親近感を持たされる。ワタシも静香みたいなOLだったなー、と思い出したりするのだが、現実はやはりいろいろとありました故、マンガの中の静香ののびやかさがうらやましく思う時もある。


現実や過去の自分と照らし合わせてちょいとばかりもの思いにふけるとしても、4コママンガだから引きずられない。ストーリーものはシンクロすると疲れる。
おやすみ前は夜食もマンガも軽めがいいです。



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ツモ

Author:ツモ
30代後半女。
→四十路突入。
→もうすぐバカボンのパパ越え。
→日本女性の平均寿命に向かって折り返し地点あたり。別にそこまで長く生きたいわけでもない。とりあえずの目標はこの先20年くらい。

暴れまわった娘時代の反動か、自宅にひきこもりがち。相方、娘二人と古都の端っこで地味に暮している。


気まぐれにしか更新しないくせに、記事がやたらと長くなる傾向にある。

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